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Channel: 同志社大学 研究・産官学連携の研究・産官学連携に関するトピックス
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2017年9月10日~14日に開催されたEMLG/JMLG Annual Meeting 2017において、理工学研究科応用化学専攻の藤井香里さんが、ポスター賞を受賞しました。

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藤井さんはプロトン性イオン液体中におけるシアノナフトール類の励起状態プロトン移動反応を、時間分解蛍光測定により検討を行いました。その結果、ある種のプロトン性イオン液体においては励起状態において、これまでにない反応中間体による蛍光成分をみいだしました。スペクトルダイナミクスの詳細な解析から、新しい成分はシアノナフトールとイオン液体を構成するアニオンによるクラスターに由来すると考えられ、イオン液体特有の反応メカニズムの発見につながりました。この業績ならびにプレゼンテーションが学会で高く評価されました。

発表題目
Excited-state proton transfer of cyanonaphthols in protic ionic liquids

発表者
藤井 香里 理工学研究科 博士課程(前期課程)応用化学専攻 2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)

連名者
八坂能朗(金沢大学 自然システム学系 助教)
上野正勝(同志社大学 名誉教授)
春日空良(新潟大学大学院 修士2年次生)
俣野善博(新潟大学 自然科学系 教授)
遠藤太佳嗣(同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 准教授)
木村佳文(同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 教授)

Joint 2017 EMLG /JMLG Meeting

2017年9月11日~14日に開催された、日本数学会において、理工学部の竹井義次教授が、2017年度日本数学会解析学賞を受賞しました。

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竹井義次教授は、長年にわたって完全 WKB 解析を用いた微分方程式の漸近解析の研究に取り組み、完全 WKB 解析の理論的な基礎付けをはじめとして、高階線型方程式の仮想的変わり点の問題、パンルヴェ方程式やその高階版に対する完全 WKB 解析、非断熱遷移問題の半古典解析、等々の分野で一連の成果をあげた。最近はパラメータに関する漸近展開の WKB 解析を行い、離散パンルヴェ方程式のWKB 解析といった新しいテーマも提案している。
これらが評価され、日本数学会において、2017年度日本数学会解析学賞を受賞しました。

研究題目
完全WKB解析による線型・非線型微分方程式の漸近解析

日本数学会
※「第16回解析学賞受賞者紹介」から詳細が確認できます。

2017年4月2日~6日に開催されたSociety of Automotive Engineers (SAE)において、理工学部エネルギー機械工学科千田二郎教授がSAE フェローを受賞しました。

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SAEならびに自動車技術会(日本)中心とした、噴霧燃焼工学/エンジン燃焼分野の永年の功績と関連の国際・国内会議の実施功績と下記の学会での業績によってフェローが授与されました。

■これまでの関連学会での論文賞・学会賞(8件)
  • 1992年—日本舶用機関学会奨励賞
  • 1997年—日本機械学会エンジンシステム部門研究業績賞
  • 2001年—自動車技術会論文賞
  • 2001年—日本液体微粒化学会10周年記念論文賞
  • 2002年—Journal of Engine Research Best Paper Award
  • 2005年--自動車技術会論文賞
  • 2012年-SAE&JSAE-Small Engine Technology Conference(SETC)- Special Recognition Award
  • 2015年-自動車技術会 技術部門貢献賞

■SAE以外の関連学会での3つのフェロー受賞

SAEのフェロー受賞に関連して、SAE International TVから研究活動の取材を受け、「噴霧・燃焼工学研究室(千田二郎・松村恵理子)」の紹介ビデオが作成され、下記リンク先ページにて公開されています。
「噴霧・燃焼工学研究室(千田二郎・松村恵理子)」の紹介ビデオ
なお、日本での噴霧燃焼/エンジン燃焼関連の研究室ビデオ作成は初めてのことです。

2017年8月31日~9月1日に開催された第34回シクロデキストリンシンポジウムにおいて、理工学研究科応用化学専攻の中上敦貴さんが、優秀発表者賞を受賞しました。

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中上さんは、シクロデキストリンに細胞膜透過性を持つペプチドと、それを可視化するための蛍光色素を化学修飾し、シクロデキストリンの細胞内挙動についての研究を行いました。シクロデキストリンが細胞内でどのように局在し、また細胞内でシクロデキストリンの内部に化合物が内包されているのかどうかを判別するための実験を、共焦点レーザー顕微鏡を用いて詳細に行いました。この研究に関して、本シンポジウムにおいて10分の口頭発表と5分の質疑応答を行った結果、優秀発表者賞に選ばれました。

本研究は文部科学省私立大学戦略的基盤形成事業「細胞自在操作のための分子化学技術の開発拠点形成」(2015-2019, 代表:同志社大学理工学部小寺政人教授)の支援を受けて行われました。

■発表題目
膜透過型シクロデキストリンを用いた細胞内超分子ケミストリーの観測

■発表者
中上 敦貴  理工学研究科 博士課程(前期課程)応用化学専攻2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)

■連名者
長谷川 尚美  理工学研究科 博士課程(前期課程)応用化学専攻2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)
北岸 宏亮(理工学部機能分子・生命化学科 准教授)

第34回シクロデキストリンシンポジウム

2017年9月12日~14日に開催された第16回情報科学技術フォーラム(FIT 2017)において、理工学研究科情報工学専攻横山 諒さんがFIT奨励賞を受賞しました。

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横山諒さんは、スマートデバイス上のソフトウエアキーボード使用時の認知負荷を低減する方法としてフリックガイド表示位置の固定化を提案し、若者と高齢者を対象とした実験により誤入力低減と入力速度向上の効果を確認しました。

■発表題目
タブレットの日本語入力におけるフリックガイド固定化による認知負荷低減
■発表者
横山 諒  理工学研究科 博士課程(前期課程)情報工学専攻1年次生
(理工学部 情報システムデザイン学科 卒業)
■連名者
山本 誠一 (理工学部 教授)
加藤 恒夫 (理工学部 准教授)

情報科学技術フォーラム

2017年9月20〜22日に開催された第66回高分子討論会において、理工学研究科の平住智佳子さんと富森琴葉さんが優秀ポスター賞を受賞しました

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 2017年9月20〜22日に開催された第66回高分子討論会において、理工学研究科応用化学専攻の平住智佳子さんと富森琴葉さんが、それぞれ優秀ポスター賞を受賞し、ダブル受賞となりました。同賞は、研究内容およびプレゼンテーション、予稿原稿などを総合的に審査し、極めて優れた発表を行った者に授与されるものであり、900件近くのポスター発表の中から53件選出されました。
 平住さんは、リビングラジカル重合法により、pHと温度応答性を合わせもつ多重刺激応答型アミノ酸由来ブロック共重合体を新規に合成し、水中での特性を明らかにしました。さらにポリイオンコンプレックスを介した天然多糖類との複合化についても検討しました。
 また、富森さんは、特殊なアミノ酸ビニルポリマーを用いて、温度変化により形状を変化させたり、元の形に戻したりできるユニークな形状記憶ハイドロゲルの調製に成功し、その機能発現メカニズムについて明らかにしました。

 本研究は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成事業「細胞自在操作のための分子化学技術の開発拠点形成」の支援を受けて行われました。

■発表題目
アミノ酸由来ビニルポリマーからなるpH/温度二重応答性ジブロックポリマー
■発表者(受賞者)
平住 智佳子  理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業生)
■連名者
東 信行(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
古賀 智之(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)

■発表題目
UCST型アミノ酸由来ビニルポリマーからなる形状記憶ハイドロゲル
■発表者(受賞者)
富森 琴葉  理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業生)
■連名者
西村 杏 (理工学部 機能分子・生命化学科 卒業生)
東 信行(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
古賀 智之(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)

高分子学会HP
優秀ポスター賞受賞者リスト

日本動物行動関連学会 KOUDOU2017において生命医科学研究科の角屋志美さんが最優秀賞を、氏野友裕君が優秀賞を受賞しました。

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8月30日から東京大学で行われたKOUDOU2017(日本動物行動関連学会・研究会 合同大会)において、角屋志美さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 脳神経行動工学研究室)が最優秀賞を、同じく氏野友裕さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 脳神経行動工学研究室)が優秀賞を受賞しました。本賞は、優秀なポスター発表を行った発表者に対して贈られるものです。
角屋さんは、複数のコウモリが同時に飛行する際に、発声する超音波の特徴をどのように調整しているのかを、行動実験により初めて明らかにしました。氏野さんはバイオロギングにより野生コウモリの移動や音響行動を追跡し、自然環境下でのコウモリのナビゲーション行動の一端を明らかにしました。

発表題目:「群れで飛行するコウモリはうるさい状況にどのように立ち向かうか―テレメトリ計測による混信回避の検討―」

発表者(受賞者):
角屋 志美(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程)2年次生)
連名者:
竹内 由紀(生命医科学部 医情報学科 4年次生)
長谷 一磨(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(後期課程)2年次生)
小林 耕太(生命医科学部 准教授)
飛龍 志津子(生命医科学部 教授)


発表題目:「野生コウモリを追跡!GPSロガーとマイクロホンアレイからみた音響採餌行動戦略」

発表者(受賞者):
氏野 友裕(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程)2年次生)
連名者:
中井 元貴(生命医科学部 医情報学科 4年次生)
藤岡 慧明(研究開発推進機構 特別研究員)
福井 大(東京大学大学院 農学生命科学研究科付属演習林 助教)
依田 憲(名古屋大学大学院 環境学研究科 教授)
飛龍 志津子(生命医科学部 教授)

生命医科学研究科の稲垣拳さんが、日本音響学会2017年春季研究発表会において優秀発表賞を受賞しました。

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日本音響学会2017年春季研究発表会において、稲垣拳さん(生命医科学研究科 超音波エレクトロニクス・生体計測研究室)が優秀発表賞を受賞し、2017年9月26日に愛媛大学にて授賞式が行われました。
この賞は、将来の音響学の発展を担う若手研究者を奨励することを目的に、優秀な発表を行った学生会員に授与されるものです。稲垣さんは、MRIの画像情報から推定した音速分布から超音波Bモード画像を補正する手法を提案し、その有効性をファントム実験によって示しました。提案手法の新規性が評価されました。

発表題目:
「生体内部の音速分布を考慮した超音波イメージング -超音波とMRの同時撮像による音速分布の推定とその補正-」

発表者(受賞者):
稲垣 拳(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生)

連名者:
小南 成史(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 2017年修了)
秋山 いわき(生命医科学部 教授)

商学部 百合野正博教授が日本監査研究学会において岩田・渡邊賞を受賞

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2017年9月13〜15日に北海道大学で開催された日本監査研究学会第40回全国大会において、商学部百合野正博教授の著書『会計監査本質論』(森山書店、2016年12月)が平成29年度「岩田・渡邊賞」に選定されました。
「岩田・渡邊賞」は、監査研究を奨励し、もって監査研究の向上発展に資するため、日本監査研究学会会員の優れた著書を顕彰することを目的としています。審査対象年度(今回の場合は、2016年4月1日〜2017年3月31日)に公刊された著書の中から、次の4条件を勘案して、もっとも監査の理論的研究に貢献した文献が一点選定されます。
a 研究の創造性
b 検討している関心事項の適切性と重要性
c 研究方法および分析の適切性
d 研究成果の検査実践および監査教育への影響の可能性

2017年9月6日~9月8日に開催された、日本金属学会において、理工学部の湯浅元仁助教が奨励賞(力学特性部門)を受賞されました。

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日本金属学会奨励賞は、金属材料工学ならびに関連分野で、卓越した業績を挙げつつある、次世代を託する優れた若手研究者に対する授賞です。
湯浅助教は、計算科学手法を用いて、金属材料の破壊と変形について原子・電子レベルから解析を行ってきました。偏析元素による鉄鋼材料の粒界破壊機構の解明、マグネシウム合金の加工性改善のための合金設計指針の提案、といった業績が評価されたこと、さらに、計算科学を援用することによる金属材料の力学特性改善手法の構築に取り組んでいることから今後の展開が期待され、受賞の運びとなりました。

■発表題目
計算科学を用いた破壊・変形機構の解明と力学特性改善への応用に関する研究

■発表者
湯浅元仁 理工学部エネルギー機械工学科 助教

公益社団法人 日本金属学会

2017年9月16日~18日に開催された錯体化学会 第67回討論会において理工学研究科応用化学専攻のANTONIUS ANDRE ZAOPUTRAさんが学生講演賞を受賞しました。

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Zaoputraさんは、6-hpa配位子の二核ニッケル錯体が過酸化水素と反応して高い反応性を示す酸化活性種を生成することを見出し、各種中間体を分光学的手法で検出して反応機構を提案しました。

■発表題目
Mechanistic Studies for Selective Benzene Hydroxylation with Hydrogen Peroxide Catalyzed by Nickel Complexes
■発表者
Antonius Andre ZAOPUTRA 理工学研究科応用化学専攻 前期課程 2年生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
■連名者
辻朋和(理工学研究科応用化学専攻 後期課程 3年生)
人見穣(理工学部 教授)
小倉隆(兵庫県立大学 教授)
三枝薫(兵庫県立大学 研究員)
小寺政人(理工学部 教授)

錯体化学会

心理学研究科・下田翔太さんが関西心理学会研究奨励賞を受賞

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◆概要
下田さんは、2016年11月3日に京都大学にて開催された第128回関西心理学会において、脳梁膨大部後部皮質と呼ばれる脳部位のNMDA型グルタミン酸受容体が、空間内のある場所を思い出すときに重要なはたらきをしていることを示すラットを対象とした実験を口頭で報告しました。この発表に対して関西心理学会研究奨励賞が授与され、2017年11月6日に開催された第129回関西心理学会大会で表彰が行われました。

◆発表者(受賞者)
下田翔太(心理学研究科 博士前期課程)

◆連名者
畑 敏道(心理学部 教授)

2017年10月19日~21日に開催された第40回溶液化学シンポジウムにおいて、理工学研究科応用化学専攻の川口匠吾さんがポスター賞を受賞しました。

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川口君は、ポスホール分子の発光量子収率に関する対アニオンの依存性について、時間分解蛍光測定をもちいた詳細な解析を行い、蛍光の消光過程に二つの異なる寄与があることを明らかにしました。これらは会合体形成と動的な消光過程に分類され、それぞれの寄与の大きさが、アニオンの種類と溶媒の種類によって大きく変化することを明らかにしました。この解析は蛍光消光に関する新しいメカニズムの解明につながるものとして高く評価されました。

■発表題目
2-フェニルベンゾ[b]ホスホニウム塩における消光反応のダイナミクス
■発表者
川口匠悟 理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)
■連名者
藤井香里  理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)
小柳誉也 新潟大学大学院 卒
俣野善博 新潟大学 教授
木村佳文 同志社大学 理工学部 教授

溶液化学研究会

2017年10月30日~11月2日に開催された2017 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP)において、理工学研究科電気電子工学専攻の村山 輝樹さんが、Student Paper Awardを受賞しました。

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村山輝樹さんは、円偏波変換機能を持たせた斬新なリフレクトアレー素子を提案し、広帯域で高性能な平面構造リフレクトアレーアンテナを設計・開発しました。

■発表題目
Reflectarray Antenna Constructed by Arranging Double Omega-Shaped Resonant Elements with Mirror Image for Circular-Polarization Conversion

■発表者
村山 輝樹 理工学研究科 博士課程(前期課程) 電気電子工学専攻1年生
(理工学部電子工学科卒業)

■連名者
佐々木秀輔 理工学研究科 博士課程(前期課程) 電気電子工学専攻 修了
東大智 理工学研究科 博士課程(後期課程) 電気電子工学専攻3年生
出口博之 同志社大学理工学部 教授
辻幹男 同志社大学理工学部 教授

2017 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP)

2017年10月10日~10月11日に開催された日本材料学会第3回材料WEEK若手学生研究発表会において、理工学研究科機械工学専攻の古川諒さんが、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

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ベストプレゼンテーション賞は、研究内容およびプレゼンテーションを総合的に評価し、優れた発表者に対して授与されるものです。
古川さんは、ECAP法がマグネシウム合金の耐食性に及ぼす影響をSEM・EBSD解析を用いて組織の観点から調査を行ってきました。耐食性に影響を及ぼす因子の関係性を体系的に検討したこと、さらに質疑応答での対応が評価され、受賞の運びとなりました。


■発表題目
ECAP法により微細化されたマグネシウム合金ZK60の腐食特性の評価
■発表者
古川 諒  理工学研究科 博士課程(前期課程)機械工学専攻2年次生
 (同志社大学理工学部機械システム工学科卒業)
■連名者
宮本 博之 同志社大学 理工学部 教授
湯浅 元仁 同志社大学 理工学部 助教

日本材料学会第3回材料WEEK若手学生研究発表会

理工学研究科の重田有佳里さん、池谷ちなみさんが第19回関西表面技術フォーラムでW受賞

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2017年11月16~17日に開催された第19回関西表面技術フォーラム(表面技術協会関西支部主催)において、理工学研究科数理環境科学専攻2年次生の重田有佳里さんが研究奨励賞を、同1年次生の池谷ちなみさんが優秀ポスター発表賞を受賞しました。
重田さんは、RuO2-Ta2O5触媒を用いたリンの電気化学的定量法を従来のモリブデンブルー法と比較して電気化学的定量法の優位性を明らかにし、また池谷さんはRuO2-Ta2O5触媒を用いた炭酸水素イオンのセンシングにおいてRuとTaの触媒組成が検出特性に及ぼす影響を明らかにして、それぞれの研究成果が高く評価されました。

☆発表題目☆
RuO2-Ta2O5触媒を用いたリンの電気化学的定量とモリブデンブルー法との比較
☆発表者☆
重田有佳里
理工学研究科 博士課程(前期課程) 数理環境科学専攻2年次生
(理工学部 環境システム学科 卒業)
☆連名者☆
川口健次(研究開発推進機構 助教)
盛満正嗣(理工学研究科 教授)


☆発表題目☆
RuO2-Ta2O5触媒を用いた炭酸水素イオンの電気化学センシングにおける触媒組成の影響
☆発表者☆
池谷ちなみ
理工学研究科 博士課程(前期課程) 数理環境科学専攻1年次生
(理工学部 環境システム学科 卒業)
☆連名者☆
本田 愛(理工学研究科 博士課程(前期課程)数理環境科学専攻2年次生)
川口健次(研究開発推進機構 助教)
盛満正嗣(理工学研究科 教授)

学会ホームページ

スポーツ健康科学研究科博士後期課程の炭本佑佳さんが、「第76回日本公衆衛生学会総会」で“優秀ポスター賞”を受賞しました!

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 スポーツ健康科学研究科博士後期課程に在籍している大学院生の炭本佑佳さんが、2017年10月31日~11月2日に鹿児島で開催された「第76回日本公衆衛生学会総会」で、“優秀ポスター賞”を受賞しました。
 発表演題は「身体活動に影響を及ぼす社会的要因の検討:NIPPON DATA2010」で、「国民健康・栄養調査」と同時に実施している大規模コホート調査「NIPPON DATA2010(循環器病予防に関する調査)」のベースラインデータから日本人を代表する一般集団の身体活動状況と社会的要因との関連について検討した結果、身体活動量に影響を及ぼす社会的要因は性別によって異なることを示唆し、男性は就業状況(有職者が無職者より高い)や学歴(中・高卒が大卒より高い)などが関連しており、女性は婚姻状況(既婚者で同居者有りが高い)が関連していることを明らかにしました。

研究開発推進機構の川口健次助教が電気化学会電解科学技術委員会工業電解奨励賞を受賞

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研究開発推進機構の川口健次助教が電気化学会電解科学技術委員会工業電解奨励賞を受賞しました。
この賞は、工業電解に関してこれから発展の期待される若手研究者を表彰するものです。
川口助教は、これまで工業電解における電極材料設計に注力し、顕著な成果をあげたことが高く評価され表彰されました。
2017年11月21~22日に京都大学で開催された第41回電解技術討論会において表彰式および受賞記念講演が行われました。

★受賞者★
 川口健次(研究開発推進機構 特定任用研究員 助教)

★受賞記念講演題目★
 ナノ/アモルファスハイブリッド酸化物触媒の開発

(関連論文)
K. Kawaguchi, G. M. Haarberg, and M. Morimitsu, Electrochemistry, 77, 879 (2009).
K. Kawaguchi, G. M. Haarberg, and M. Morimitsu, ECS Trans., 50 (19), 75 (2013).
K. Kawaguchi and M. Morimitsu, Electrochemistry, 83, 256 (2015).
K. Kawaguchi and M. Morimitsu, Journal of MMIJ, 131, 129 (2015).
K. Kawaguchi and M. Morimitsu, J. Surf. Finish. Soc. Jpn., 66, 282 (2015).
K. Kawaguchi and M. Morimitsu, J. Surf. Finish. Soc. Jpn., 66, 673 (2015).

文化情報学部の岡本 章平さん(4年次生)がIDRユーザフォーラム 2017において企業賞の楽天賞を受賞しました。

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岡本 章平さんは、2017年12月4日(月)に東京都千代田区の国立情報学研究所にて開催された IDR ユーザフォーラム2017において研究発表を行ないました。
この研究発表に対して企業賞の楽天賞を授与されました。
*企業賞とは、各参加企業がそれぞれ選出した優れた発表に対し授与するものです。

◆発表題目
レビュー内容の網羅性と緻密性に基づいた有用性判定法の検討

◆発表者
岡本 章平 文化情報学部 4年次生

◆連名者
波多野 賢治 同志社大学 文化情報学部 教授
蒲原 智也   同志社大学 文化情報学部 実験実習助手

IDR ユーザフォーラム2017

理工学部 小寺教授の投稿論文がACS Editor’s Choiceに選ばれました

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現在、資源や環境の観点からメタンの利用が注目されている。メタンは最も酸化が困難な炭化水素であり、選択的にメタノールに酸化するには優れた酸化触媒が必要になる。従来の研究で小寺教授らは二核銅錯体を触媒とするベンゼンの直接酸化による選択的フェノール生成に成功し、Angewandte Chemie International Edition (DOI: 10.1002/anie.201702291)に論文を報告した。今回は、メタン酸化触媒としての可能性を理論的に検討し、我々の錯体がメタン酸化に適していることが示された。そこで本論文をInorganic Chemistry誌に投稿したところ、ACS Editor’s Choiceに選ばれた。

☆掲載誌☆
Inorganic Chemistry

☆論文題目☆
Catalytic Performance of a Dicopper–Oxo Complex for Methane Hydroxylation

☆連名者☆
Yuta Hori (九州大学)
Yoshihito Shiota (九州大学)
Tomokazu Tsuji (同志社大学理工学部 応用化学専攻 博士課程3年)
Masahito Kodera (同志社大学理工学部 教授)
Kazunari Yoshizawa (九州大学)

アメリカ化学会 (American Chemical Society, ACS)
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