2017年3月2日に同志社大学梅田サテライトキャンパスにて開催された、一般社団法人日本塑性加工学会関西支部主催の平成28年度卒業研究発表会において、柏木彩志さん(生命医科学部医工学科)が優秀発表賞に選ばれました。本研究発表会に参加した、関西地区の大学・高専からの参加者の中から選ばれ、表彰を受けました。
発表者:柏木 彩志さん(生命医科学部 医工学科 4年次生)
発表題目:「マルチスケール熱結晶塑性有限要素法によるマグネシウム合金の塑性変形解析」
発表内容:マグネシウム合金は、軽量・高比強度および高リサイクル性に優れているが、塑性加工を行うには成形能が低い。そこで、塑性加工における成形能の向上を目指して集合組織発展を制御する加工法の研究が盛んに行われている。本研究では、成形能を向上するために、膨大な時間と費用を必要とする実験を代替する手法として、マルチスケール熱結晶塑性有限要素法を用いた集合組織発展の予測手法の開発を行った。微視および巨視の変形・ひずみ・応力解析が困難とされたマグネシウム合金に対して、結晶集合組織発展および熱塑性変形を予測することが可能なコンピュータシミュレーションコードの開発に成功した点が評価された。柏木彩志さんは医工学科バイオマテリアル研究室に所属し、指導教員は仲町英治教授、森田有亮教授、山本浩司准教授であった。
発表者:柏木 彩志さん(生命医科学部 医工学科 4年次生)
発表題目:「マルチスケール熱結晶塑性有限要素法によるマグネシウム合金の塑性変形解析」
発表内容:マグネシウム合金は、軽量・高比強度および高リサイクル性に優れているが、塑性加工を行うには成形能が低い。そこで、塑性加工における成形能の向上を目指して集合組織発展を制御する加工法の研究が盛んに行われている。本研究では、成形能を向上するために、膨大な時間と費用を必要とする実験を代替する手法として、マルチスケール熱結晶塑性有限要素法を用いた集合組織発展の予測手法の開発を行った。微視および巨視の変形・ひずみ・応力解析が困難とされたマグネシウム合金に対して、結晶集合組織発展および熱塑性変形を予測することが可能なコンピュータシミュレーションコードの開発に成功した点が評価された。柏木彩志さんは医工学科バイオマテリアル研究室に所属し、指導教員は仲町英治教授、森田有亮教授、山本浩司准教授であった。