2018年11月8日から9日に国立感染症研究所で開催された第22回腸管出血性大腸菌感染症研究会において日比野雅大さん(生命医科学研究科 医生命システム専攻 分子生命化学研究室)が、若手奨励賞を受賞しました。
日比野さんは、志賀毒素(Stx)の毒素活性を担うAサブユニットの活性部位に強く結合し、その毒性を阻害するペプチド性化合物を同定しました。これまで開発例がなかったAサブユニットを標的とするペプチド性Stx阻害薬を初めて開発したことが、高く評価されました。
日比野さんは、志賀毒素(Stx)の毒素活性を担うAサブユニットの活性部位に強く結合し、その毒性を阻害するペプチド性化合物を同定しました。これまで開発例がなかったAサブユニットを標的とするペプチド性Stx阻害薬を初めて開発したことが、高く評価されました。
発表題目:
酵素活性部位を標的とした新規ペプチド性Stx阻害薬の開発発表者(受賞者)
- 日比野雅大
- (生命医科学研究科 医生命システム専攻 博士課程(前期課程))
連名者
- 高橋 美帆
- (生命医科学部 医生命システム学科 助教)
- 玉田 真一
- (生命医科学研究科 医生命システム専攻 2016年修了)
- 千田 美紀
- (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 構造生物学研究センター)
- 奥田 明子
- (名古屋大学大学院 創薬科学研究科)
- 宮澤 淳夫
- (兵庫県立大学大学院 生命理学研究科)
- 千田 俊哉
- (高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 構造生物学研究センター)
- 西川 喜代孝
- (生命医科学部 医生命システム学科 教授)