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Channel: 同志社大学 研究・産官学連携の研究・産官学連携に関するトピックス
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2017年10月19日~21日に開催された第40回溶液化学シンポジウムにおいて、理工学研究科応用化学専攻の川口匠吾さんがポスター賞を受賞しました。

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川口君は、ポスホール分子の発光量子収率に関する対アニオンの依存性について、時間分解蛍光測定をもちいた詳細な解析を行い、蛍光の消光過程に二つの異なる寄与があることを明らかにしました。これらは会合体形成と動的な消光過程に分類され、それぞれの寄与の大きさが、アニオンの種類と溶媒の種類によって大きく変化することを明らかにしました。この解析は蛍光消光に関する新しいメカニズムの解明につながるものとして高く評価されました。

■発表題目
2-フェニルベンゾ[b]ホスホニウム塩における消光反応のダイナミクス
■発表者
川口匠悟 理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)
■連名者
藤井香里  理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)
小柳誉也 新潟大学大学院 卒
俣野善博 新潟大学 教授
木村佳文 同志社大学 理工学部 教授

溶液化学研究会

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