Quantcast
Channel: 同志社大学 研究・産官学連携の研究・産官学連携に関するトピックス
Viewing all articles
Browse latest Browse all 439

2017年9月20〜22日に開催された第66回高分子討論会において、理工学研究科の平住智佳子さんと富森琴葉さんが優秀ポスター賞を受賞しました

$
0
0
 2017年9月20〜22日に開催された第66回高分子討論会において、理工学研究科応用化学専攻の平住智佳子さんと富森琴葉さんが、それぞれ優秀ポスター賞を受賞し、ダブル受賞となりました。同賞は、研究内容およびプレゼンテーション、予稿原稿などを総合的に審査し、極めて優れた発表を行った者に授与されるものであり、900件近くのポスター発表の中から53件選出されました。
 平住さんは、リビングラジカル重合法により、pHと温度応答性を合わせもつ多重刺激応答型アミノ酸由来ブロック共重合体を新規に合成し、水中での特性を明らかにしました。さらにポリイオンコンプレックスを介した天然多糖類との複合化についても検討しました。
 また、富森さんは、特殊なアミノ酸ビニルポリマーを用いて、温度変化により形状を変化させたり、元の形に戻したりできるユニークな形状記憶ハイドロゲルの調製に成功し、その機能発現メカニズムについて明らかにしました。

 本研究は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成事業「細胞自在操作のための分子化学技術の開発拠点形成」の支援を受けて行われました。

■発表題目
アミノ酸由来ビニルポリマーからなるpH/温度二重応答性ジブロックポリマー
■発表者(受賞者)
平住 智佳子  理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業生)
■連名者
東 信行(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
古賀 智之(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)

■発表題目
UCST型アミノ酸由来ビニルポリマーからなる形状記憶ハイドロゲル
■発表者(受賞者)
富森 琴葉  理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業生)
■連名者
西村 杏 (理工学部 機能分子・生命化学科 卒業生)
東 信行(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
古賀 智之(理工学部 機能分子・生命化学科 教授)

高分子学会HP
優秀ポスター賞受賞者リスト

Viewing all articles
Browse latest Browse all 439

Trending Articles