2022年9月3,4日にさいたま市大宮で開催された第38回シクロデキストリンシンポジウムにおいて,理工学研究科の毛斉悦助手がポスター賞を受賞されました。
生体適合性の高い高分子材料として,ポリエチレングリコールという物質があり,様々な分野において応用されています。毛助手は今回,ポリエチレングリコールによって修飾した色素分子(ポルフィリン)に対して,シクロデキストリンがどのように作用して包接化合物を形成するのかについて,詳細に検討しました。その結果,分子レベルにおいて,まるで人間が服を着るプロセスのように,色素分子がシクロデキストリンによって覆われることを発見し,そのメカニズムについて提唱しました。
今回のシンポジウムでは計38件のノミネートから選考委員により5件のポスター賞が選ばれました。
理工学研究科 助手
理工学部 教授
生体適合性の高い高分子材料として,ポリエチレングリコールという物質があり,様々な分野において応用されています。毛助手は今回,ポリエチレングリコールによって修飾した色素分子(ポルフィリン)に対して,シクロデキストリンがどのように作用して包接化合物を形成するのかについて,詳細に検討しました。その結果,分子レベルにおいて,まるで人間が服を着るプロセスのように,色素分子がシクロデキストリンによって覆われることを発見し,そのメカニズムについて提唱しました。
今回のシンポジウムでは計38件のノミネートから選考委員により5件のポスター賞が選ばれました。
受賞名
ポスター賞発表題目
分子Tシャツ: PEG修飾テトラアリルポルフィリンとメチル化シクロデキストリン二量体の特異認識発表者
毛 斉悦理工学研究科 助手
連名者
北岸 宏亮理工学部 教授