2021年6月18-19日に開催された第30回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2021)において、理工学研究科応用化学専攻の中原 寛樹さんがポスター賞を受賞しました。中原さんは、生体内に有害な活性酸素を除去する金属酵素SODの活性部位に存在する亜鉛イオンと銅イオンの配位構造と類似する構造を多数有する多孔性のナノサイズの粒子を合成し、このナノ粒子が天然に存在する抗酸化酵素SODを上回る活性を示すことを見出しました。
理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻1年次生(理工学部機能分子・生命化学科卒業)
理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻卒業
野村章子
同志社大学ナノ・バイオサイエンス研究センター研究員
小寺 政人
機能分子・生命化学科 教授
人見 穣
機能分子・生命化学科 教授
受賞名
ポスター賞発表題目
多数のCu,Zn-SOD活性サイトを有するナノザイムの開発発表者(論文の筆頭著者)
中原 寛樹理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻1年次生(理工学部機能分子・生命化学科卒業)
連名者
岡村麻美理工学研究科博士課程(前期課程)応用化学専攻卒業
野村章子
同志社大学ナノ・バイオサイエンス研究センター研究員
小寺 政人
機能分子・生命化学科 教授
人見 穣
機能分子・生命化学科 教授