2019年11月27日〜11月29日に開催された第29回日本MRS年次大会の国際シンポジウム(Nano-biotechnologies on Interfaces)において、理工学研究科応用化学専攻の山野 宰さんの英語口頭発表が若手奨励賞を受賞しました。
山野さんは、高速RAFT(可逆的付加-開裂連鎖移動)重合法によりモノマー配列が制御された新規アミノ酸由来ビニルポリマーの精密合成に成功しました。各種アミノ酸由来ビニルポリマーの水中での分子挙動を詳細に検討し、ビニルポリマー系における高分子の一次構造と温度応答性の関連性を明らかにしました。温度応答性高分子の設計に新たな知見をもたらしたことが高く評価されました。
山野さんは、高速RAFT(可逆的付加-開裂連鎖移動)重合法によりモノマー配列が制御された新規アミノ酸由来ビニルポリマーの精密合成に成功しました。各種アミノ酸由来ビニルポリマーの水中での分子挙動を詳細に検討し、ビニルポリマー系における高分子の一次構造と温度応答性の関連性を明らかにしました。温度応答性高分子の設計に新たな知見をもたらしたことが高く評価されました。
発表題目
Precise synthesis and thermo-responsiveness of amino acid-derived block sequence-controlled polymer発表者(受賞者)
- 山野 宰
- 理工学研究科応用化学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)
連名者
- 東 信行
- 理工学部 機能分子・生命化学科 教授
- 古賀 智之
- 理工学部 機能分子・生命化学科 教授